なぜ簿記の試験は難しく感じてしまうだろうか?
使われている言語は日本語で、使っているのは人間はずなのに。

なぜ難しく感じてしまうのでしょうか?

理由は簡単、単語の意味がわからないから。ただそれだけ。

うっさんくさいでしょう?でも、私はそれが原因だと思うのです。

それでは以下の文をお読みください。

1.窒素活性種ニトレンをアジドぎ酸エチルの光分解により発生させて,環状エーテルあるいは環状アセタールへとの反応を検討した.
  主たる攻撃が,エーテル酸素の隣のC--H単結合への挿入反応であることを明らかにした。
2.ベンズオキサゾールの新しい合成法として o-アセチルフェノールのオキシムにホスホリルクロリド/N,N-ジメチルアセトアミドを反応させて
  ベックマン転位を起こさせる方法をみつけた.この化合物は色素放出剤の合成中間体として重要である。
3.6-から8-員環の1-フェニルシクロアルケンを酢酸あるいはプロピオン酸中で光照射すると,対応するエステルが得られる.
  また副生成物として 1-フェニルシクロアルカンおよびアルキル体を単離した.これらの化合物の生成機構を議論した。

意味わかった?有機化学の論文なんだけれど?

わかるわけないじゃんこんなの。

だいたい、

1.窒素活性種ニトレンをアジドぎ酸エチルの光分解により発生させて,環状エーテルあるいは環状アセタールへとの反応を検討した.
 主たる攻撃が,エーテル酸素の隣のC-H単結合への挿入反応であることを明らかにした。

だって青色の文字の意味がわからないじゃん。

わかっても、

何かが光で分解されて、何かが発生して、それと環状なんたらと反応させた。
すると、エーテルなんたらの横のなんたら結合の間を、攻撃するのが明らかになった。

ぐらいだよ。単語がわからないから。
なに言ってんだこの文章?って感じでしょ?

単語の意味さえわかれば理解できるんだよ。
あなたはまず簿記の専門用語に慣れなければ合格はできないのです。

100%無理。

世のなかの本の80パーセントはわざわざ難しい言葉で書かれている。
間違いない。

言ってしまえば、
悪いのは理解できないあなたではなく、
理解できない言葉で書く人間。
あなたは全然悪くない。

理解できない言葉を使うなら、入門書って書くな!

難しく書かれているので、自分で直すしかない。
自分の言葉で書き出すことをお勧めします。

基本方針は
短く!単純に!バカらしく!

これを心がけてください。気が向いたらね。


↓私の場合はこんな感じで書き出している。
用語テキトー解説編

補足。

こんなんわかんねーな?

1.窒素活性種ニトレンをアジドぎ酸エチルの光分解により発生させて,環状エーテルあるいは環状アセタールへとの反応を検討した.
 主たる攻撃が,エーテル酸素の隣のC-H単結合への挿入反応であることを明らかにした。

でも、単語を変えてみよう!

1.ゴキブリを大量の食料の長期放棄により発生させて,ジャイアンあるいはしずかちゃんの反応を観察した.
 ゴキブリの襲撃実験により,ジャイアンよりも隣のしずかちゃんの凶暴性を明らかすることができた。

すると、内容は理解できるでしょう?
しずかちゃんが、ジャイアンよりも凶暴だって書いてあるのが。

お付き合いありがとう。
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